Deadly Drive
2005年1月29日時間もかなり遅いので高速を使おうということになり、名古屋高速に入ってからブレイドのボーカル集を流しながら
ヽ(゜∀゜)ノ 辛味噌!
とかやってたんですが、夜霧さんの一言ですべてが変わった。
「あれ、バッテリーの警告灯が点きっぱなしになってるな〜」
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !! (`・д´・ (`・д´・ ;)
キバヤシに確認するまでもなく、バッテリーの警告灯が非常事態を告げる。
最初はじきに消えるだろう、と思っていたのだが、一向に消える気配はない。
こらえきれなくなって、PAのガソリンスタンドに入って店員の兄ちゃんに見てもらうと、発電機がヘタレてきてるんじゃないか、とのこと。
できる限り電力消費を減らそうと、オーディオも切る・暖房も消す・ワイパーも必要最低限の回数と、かなり極限状況の走行。
暖房は消すけどガラスが曇ると困るので、雨の中、窓を開けっ放しでのミッドナイト・ハイウェイ!
さ、さむい〜!
((((;゜Д゜)))
…どうにか耐えて、豊田の魔王様のマンションへ魔王様を送り届けた後、さて、次は俺っすよ……と、窓の外を見ている俺の視界の隅に、ちら…ちら…
( ゜д゜)…?
何かがチラつく。
夜遅くなってきたから、徹夜し続けると現れる妖精さんでも見えてきたか……いや、違う!
夜霧さん!
オーディオの液晶が明滅してまっせ!
((((;゜Д゜)))
え、えまーじぇんしぃーっ!
こりゃあもう、豊橋とか言ってる場合じゃない!
可及的速やかにどちらかが落ち着ける場所、そう、岡崎まで、急げー!
…徐々に弱くなるヘッドライト。
…力を無くすワイパー。
状況は最悪に近かった。
いつ止まるのか?
もはや、時間との極めて不利な戦いに言葉は要らなかった。
走れ。
走れ。
走れ!
ただそれだけを願い、ただそれだけを思い、車は夜霧さんの寮へと駆けてゆく。
もはや、ヘッドライトもウィンカーも意味をなさず、ワイパーも生まれたてのヤギのように弱々しい動きしかできない。
それでも、希望を失わずに走り続け……「見えた!」
夜霧さんの寮の駐車場までなんとかたどり着き、そして……駐車場入り口の坂でエンスト… orz
いや、ここまで来れただけで奇跡なのだ。
だが、このままでは他の、駐車場を使っている皆様にご迷惑がかかってしまう。
夜霧さんと二人で車を押して、敷地内へ車を進める。
所定の枠内へ車を入れようとしたら……ハンドルがロックされちゃった orz
「仕方ない」
夜霧さんは携帯を取り出した。
「JAFを呼ぼう」
必要事項を告げJAFが来るのを待つ間、!「これで動いたら、俺神様信じるー!」と、キーを挿してひねってみる夜霧さん。
かかかっ、ぶおぉ〜ん…
(;゜Д゜)
( ゜Д゜)!
(*゜∀゜)=3
「ティファ! 俺、神様信じる!ヽ(゜∀゜)ノ」(CV:高木渉)
やったー!
やったやったぁ!
恥も外聞もなく、飛び上がって喜ぶ俺!
うをっしゃー!
開きっぱなしだった窓も閉めて所定の位置へ車を止め、中に入ってしばし話し込んでいると、遠くでエンジンらしき音が…。
「来たかな?」と外に出てみると、来てくれました、JAFが!
ボンネットを開けて中を見てもらうと、なんと、
ファンベルトが二本とも切れてました!
( ゜Д゜)!
(;゜Д゜)
((((;゜Д゜)))
「よくここまで来れましたね〜」とはJAFの人の台詞だが、ファンベルトって、ホラ、あれじゃん?
言うなれば、車の生命線?
それが両方とも切れてさ、なんで俺ら生きてるのさ?
「オーバーヒートしてたかもしれませんよ」
…まったくだ。
おそらく、この雨で熱が少しは抑えられていたこと。
そして、雨で路面が濡れていたため、タイヤの抵抗が少なくて済んだこと。
俺がオーディオの異常に気づいたこと。
ガソリンスタンドでアドバイスを受けたこと。
それら全てが重なって、今こうして立っていられる。
修理は後日にすることにして、このまま車中泊することに決め……全ての偶然に感謝した。
俺さ……思うんだ。
生きてるって素晴らしい!
夜霧さんが差し出してくれたパンケーキ。
…うまかった。本当に、うまかった。
ただの、そこらで売ってるやつだけど、本当にうまかった。
夜の闇に隠れて、ちょっと泣いた。
車中泊は寒くて何度も起きた。
マジで、
アサだあッ!
アサあッ!
朝ッ!
朝! 朝!
朝! 朝! 朝!(ry
って感じで。
…そうして、待ちに待った日の光が差し込んだとき、もう一度、この命に感謝した。
そんな日だった。
ヽ(゜∀゜)ノ 辛味噌!
とかやってたんですが、夜霧さんの一言ですべてが変わった。
「あれ、バッテリーの警告灯が点きっぱなしになってるな〜」
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !! (`・д´・ (`・д´・ ;)
キバヤシに確認するまでもなく、バッテリーの警告灯が非常事態を告げる。
最初はじきに消えるだろう、と思っていたのだが、一向に消える気配はない。
こらえきれなくなって、PAのガソリンスタンドに入って店員の兄ちゃんに見てもらうと、発電機がヘタレてきてるんじゃないか、とのこと。
できる限り電力消費を減らそうと、オーディオも切る・暖房も消す・ワイパーも必要最低限の回数と、かなり極限状況の走行。
暖房は消すけどガラスが曇ると困るので、雨の中、窓を開けっ放しでのミッドナイト・ハイウェイ!
さ、さむい〜!
((((;゜Д゜)))
…どうにか耐えて、豊田の魔王様のマンションへ魔王様を送り届けた後、さて、次は俺っすよ……と、窓の外を見ている俺の視界の隅に、ちら…ちら…
( ゜д゜)…?
何かがチラつく。
夜遅くなってきたから、徹夜し続けると現れる妖精さんでも見えてきたか……いや、違う!
夜霧さん!
オーディオの液晶が明滅してまっせ!
((((;゜Д゜)))
え、えまーじぇんしぃーっ!
こりゃあもう、豊橋とか言ってる場合じゃない!
可及的速やかにどちらかが落ち着ける場所、そう、岡崎まで、急げー!
…徐々に弱くなるヘッドライト。
…力を無くすワイパー。
状況は最悪に近かった。
いつ止まるのか?
もはや、時間との極めて不利な戦いに言葉は要らなかった。
走れ。
走れ。
走れ!
ただそれだけを願い、ただそれだけを思い、車は夜霧さんの寮へと駆けてゆく。
もはや、ヘッドライトもウィンカーも意味をなさず、ワイパーも生まれたてのヤギのように弱々しい動きしかできない。
それでも、希望を失わずに走り続け……「見えた!」
夜霧さんの寮の駐車場までなんとかたどり着き、そして……駐車場入り口の坂でエンスト… orz
いや、ここまで来れただけで奇跡なのだ。
だが、このままでは他の、駐車場を使っている皆様にご迷惑がかかってしまう。
夜霧さんと二人で車を押して、敷地内へ車を進める。
所定の枠内へ車を入れようとしたら……ハンドルがロックされちゃった orz
「仕方ない」
夜霧さんは携帯を取り出した。
「JAFを呼ぼう」
必要事項を告げJAFが来るのを待つ間、!「これで動いたら、俺神様信じるー!」と、キーを挿してひねってみる夜霧さん。
かかかっ、ぶおぉ〜ん…
(;゜Д゜)
( ゜Д゜)!
(*゜∀゜)=3
「ティファ! 俺、神様信じる!ヽ(゜∀゜)ノ」(CV:高木渉)
やったー!
やったやったぁ!
恥も外聞もなく、飛び上がって喜ぶ俺!
うをっしゃー!
開きっぱなしだった窓も閉めて所定の位置へ車を止め、中に入ってしばし話し込んでいると、遠くでエンジンらしき音が…。
「来たかな?」と外に出てみると、来てくれました、JAFが!
ボンネットを開けて中を見てもらうと、なんと、
ファンベルトが二本とも切れてました!
( ゜Д゜)!
(;゜Д゜)
((((;゜Д゜)))
「よくここまで来れましたね〜」とはJAFの人の台詞だが、ファンベルトって、ホラ、あれじゃん?
言うなれば、車の生命線?
それが両方とも切れてさ、なんで俺ら生きてるのさ?
「オーバーヒートしてたかもしれませんよ」
…まったくだ。
おそらく、この雨で熱が少しは抑えられていたこと。
そして、雨で路面が濡れていたため、タイヤの抵抗が少なくて済んだこと。
俺がオーディオの異常に気づいたこと。
ガソリンスタンドでアドバイスを受けたこと。
それら全てが重なって、今こうして立っていられる。
修理は後日にすることにして、このまま車中泊することに決め……全ての偶然に感謝した。
俺さ……思うんだ。
生きてるって素晴らしい!
夜霧さんが差し出してくれたパンケーキ。
…うまかった。本当に、うまかった。
ただの、そこらで売ってるやつだけど、本当にうまかった。
夜の闇に隠れて、ちょっと泣いた。
車中泊は寒くて何度も起きた。
マジで、
アサだあッ!
アサあッ!
朝ッ!
朝! 朝!
朝! 朝! 朝!(ry
って感じで。
…そうして、待ちに待った日の光が差し込んだとき、もう一度、この命に感謝した。
そんな日だった。
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