大王城

2004年7月20日 MtG
なんか、とんでもなく偉そうな響きのクセに、とんでもなく死にそうなお城の名前…。

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マジックのゲームにおいて、盤面・手札・ライフの優位を得るように行動するのはもちろん当然のことだが、それ以外にも心理的優位に立つという要素も必要なように最近感じている。
たとえば、藤田剛史さんの場合は『(自分が)世界チャンピオンだったら、こいつに負けるわけないな』と思うようにし、今年の日本選手権で見事優勝した。
また、ブルーマスター(ずいぶん懐かしい称号になっちゃったなぁ…)の小宮忠義さんも『この中じゃ一番強い』という「天狗理論」で数々の素晴らしい成績を収めている。
格はかなり下がるが、Bakamut.自身もFINALS予選の時に『今日、絶対負ける気しない』と謎の発言を残し、嘘臭く予選通過してしまったこともある。

…と、このように心理的優位がゲーム中の焦りや、それによるプレイングミスを軽減しているんじゃないかと思うわけです。
というわけで、今日もカードに触れない勤務時間中はイメージトレーニングに励んでいるのです。
舞台は目標としているGP名古屋。
なぜか優勝して、トロフィーを掲げている様子を思い浮かべます。

…いいじゃん、妄想ぐらいさせてよ(爆)

インタヴューを受ける俺。
「このデッキを選択したのは、どういう理由ですか?」
そして、デッキについて語りだす俺。
まずはネタだったw
それが意外に勝てるような気がして、真剣に調整しだして…
語っている後ろで中島みゆきの「地上の星」が流れている。もちろん、プロジェクトXのノリだ。
そう、一つの悲しい別れを経験した。
《精神隷属器/Mindslaver》…。
令呪をデッキから切り離すという、ある種デッキのレゾンデートル(存在理由)を一つ失ってしまったのだから…

高速思考、開始…

…?
今、俺の中で何かが閃いた。
何だ? どの単語に反応したんだ?
妄想の中の自分の発言を繰り返し再生する。

令呪をデッキから切り離す…

このデッキの名前を『Fate/stay night』から『Heavens Feel』に変えたとき、何か足りないとは思っていた。
だが、他に変える手段を思いつかなかったし、何よりライダー(=フェイジ)がデッキにいる以上、これ以上の名前はないだろう、とムリヤリ思考するのを止めていたのだ。
でも、考えてみろ?
俺は

キャスたん>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>ライダー

なのであって、たとえデッキにキャスたん(=運命をもてあそぶ者)が入っていなくても、デッキからはキャスたんを感じさせる名前でなくてはいけないのではないか?
「名は体を現す」とか「言葉には魂が宿る」というが、Bakamut.はデッキの名前にこだわる人種である。
デッキが回らなかったりすると、デッキ構成と一緒に名前も変えてみる人だったりする。
今までのデッキを見ても、

卵焼き
Trinity Disaster 2012
White Reflection -Pure
ゆでたまご
Desk - Loud
どるあ〜が


などなど、とてもじゃないがコイツ、頭悪いぞ的なセンスがにじみ出ている。
そして、今、この謎センスが猛毒電波と巧みに融合した…!

デッキ名:
Rule Breaker 〜破戒すべき全ての符


オゥ、ジーニアス!(他人の評価は関係なしw)
デッキから令呪(=精神隷属器)が切り離された瞬間、それはまさに、キャスたんがセイバーにルール・ブレイカーを突き立てた瞬間に違いない!
そして、デッキ使用者は自分の運命を託したサーヴァント(=デッキ)との契約を断ち切られ、そのサーヴァント自身によって滅ぼされる…!
《分かち合う運命/Shared Fate》に書いてあること、それはまさに掟破り。
ばんざ〜い! キャスたんはここ(=デッキケース)にいるぞ〜!

ここまでの理由付けを、デッキ名考案から五分以内に完了した辺りが、何とも俺らしい♪
「素晴らしい!」 …と、仕事中に叫びそうになって、慌てて小声でつぶやいたのでした。

…そして、デッキ名変えただけの話で2000字近く使った、俺の文章力(完全崩壊中)に完敗…

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